Exhibition

VARIA NAGOYA ART FAIR 2011
ヒロ画廊 / 浜田知明 今野尚行 チェッコ・ボナノッテ ウーゴ・コルテシ
2011.9.8 - 9.11

9月に松坂屋名古屋店で開催される「VARIA NAGOYA ART FAIR 2011」に参加いたしました。
ご来場誠にありがとうございました。




今野尚行 「招待状」
oil on canbas / 32.2×41.2㎝ / 2010





「VARIA NAGOYA ART FAIR 2011」
主催:松坂屋名古屋店、NAGOYA ART FAIR実行委員会
共催:中日新聞社、テレビ愛知
会期:2011年9/8(木)~9/11(日)
時間:午前10時~午後7時30分 *最終日は午後6時閉場(入場は閉場の30分前まで)
入場料(税込):一般800円、学生500円 (小学生以下無料)
会場:松坂屋名古屋店 南館8階 マツザカヤホール TEL052-264-3383(美術画廊)

公式ブログ:http://interior-art.weblogs.jp/


スタンプラリー「アートの力」
ヒロ画廊 / ウーゴ・コルテシ
2011.7.29-30

2011年7月29日(金)から31日(日)の三日間、銀座の16画廊が参加するチャリティ・スタンプラリー「アートの力」が開催されました。



東日本大震災によって日本全体が大きな影響を受けましたが、このチャリティーイベントは、美術業界を活性化させることを通し、長い目で見た復興を支えようとの趣旨で生まれました。詳細は「アートの力」公式HPをご覧下さい。



ヒロ画廊はイタリアのアーティスト、ウーゴ・コルテシ展を開催しました。
マッチ箱にテンペラで描いた色彩鮮やかな作品を11点展示しました。御来場誠にありがとうございました。




無限のオマージュ「ミロ」
テンペラ、マッチ箱 / 50×50cm / 1999



ウーゴ・コルテシ(ヒロ画廊HP)



チャリティ・スタンプラリー「アートの力」

会期:2011年7月29日[金] - 7月31日[日]
時間:11時~17時
場所:銀座地区16画廊


ART OSAKA 2011
鮫島大輔、ウーゴ・コルテシ、その他
2011.7.8 - 7.10

2011年7月8日(金)から10日(日)にかけて、ART OSAKA 2011 が開催されました。
今回ヒロ画廊は鮫島大輔、ウーゴ・コルテシ、その他作家の作品を出展いたしました。
今年は会場がホテルグランヴィア大阪に新たに変わり開催されました。
御来場誠にありがとうございました。



ART OSAKA 2011




鮫島大輔 「house」
31.8×41.0cm / oil on canvas / 2010



会期: 2011年7月8日(金)-10日(日)
     プレビュー 7月8日(金) 14:00 - 20:30 ※プレス、招待者のみ入場可能です。
     一般公開 7月9日(土)・10日(日) 11:30 - 19:00 ※入場は終了時間の30分前迄。
会場: ホテルグランヴィア大阪 26階
     〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田3-1-1
     T. 06-6344-1235(代表) U. www.granvia-osaka.jp/

     ヒロ画廊ブースNo.: 6298

受付: ホテルグランヴィア大阪 26階
入場料: ¥1,000. / 1 DAY PASS ※入場チケットはホテル26階受付にてお買い求め下さい。


第19回伊豆高原アートフェスティバル
チェッコ・ボナノッテの世界

2011年5月1日(日)から31日(火)にかけて、ヒロ画廊伊豆高原にて「チェッコ・ボナノッテの世界」が開催されました。







2011年で19回を数える伊豆高原アートフェスティバル。ヒロ画廊伊豆高原は、その記念すべき第一回で現代イタリア彫刻界を代表する作家、チェッコ・ボナノッテを紹介いたしました。その後の19年、ボナノッテはヴァチカン美術館扉、パリ・リュクサンブール美術館扉、2005年に行われたコンクラーベ(教皇選挙)の投票箱をはじめとする多くの歴史的な作品を手がけました。



チェッコ・ボナノッテ




人、自然 / Man, Nature
bronze / 200×300×300cm / 2000 / ヴァチカン大使館、ベルリン



本展覧会はボナノッテの作品と関連資料を合わせて展示し、この19年間で残したその痕跡を改めて振り返る展覧会となりました。御来場誠にありがとうございました。



第19回伊豆高原アートフェスティバル
チェッコ・ボナノッテの世界

会場:ヒロ画廊伊豆高原
住所:静岡県伊東市八幡野1081 地図 ※伊豆高原駅より徒歩8分
電話:0557-54-4581
会期:2011年5月1日(日) - 5月31日(火) ※水曜日休廊(5月4日水曜日はOPEN)
時間:10:00 - 17:00


X’mas アートフェスタ 2010
ヒロ画廊 チェッコ・ボナノッテ出展
12.10(金) - 18(土)

12月10日(金)より18日(土)にかけて、銀座界隈のギャラリー43軒が参加する「Xmasアートフェスタ」が開催されました。



Xmasアートフェスタ オフィシャルHP



ヒロ画廊ではイタリアの彫刻家、チェッコ・ボナノッテの個展を開催いたしました。




連続-Sequenza-



今回は新作ドローイングと、初公開となる新作石膏レリーフを中心に展示いたしました。御来場誠にありがとうございました。



≪会場風景≫












聖母子像 / 35.5×35.5cm / 石膏 / 2010



チェッコ・ボナノッテ作家ページ


会場:ヒロ画廊
会期:12.10(金) - 12.18(土) 10時-18時30分
土曜 10時 - 18時
日曜休廊


プリュス・トウキョウ・コンテンポラリーアートフェア
浜田知明
2010.11.19 - 11.21

2010年11月19日(金)から21日(日)の三日間、東京・新橋の東美アートフォーラム(東京美術倶楽部ビル3階4階)にて、「プリュス・トウキョウ・コンテンポラリーアートフェア」が開催されました。



プリュス・トウキョウ・コンテンポラリーアートフェア



ヒロ画廊からは、本年7月から9月にかけて神奈川県立近代美術館 葉山において大規模な展覧会も開催された版画、彫刻家の浜田知明の作品を出展しました。



「版画と彫刻による哀しみとユーモア 浜田知明の世界展」神奈川県立近代美術館 葉山



浜田知明は日本を代表する版画・彫刻家の一人で、92歳の現在も精力的に制作活動を続けています。1956年には第4回ルガノ国際版画展(スイス)において≪初年兵哀歌(歩哨)≫で受賞。1979年にはアルベルティーナ国立素描版画美術館(ウィーン、オーストリア)で個展を、2008年にはウフィッツィ美術館(フィレンツェ、イタリア)で現存作家としても日本人作家としても初めてとなる個展を開催するなど、内外から高い評価を得ています。




ウフィッツィ美術館 展示風景


その作品の方向性は大きく二つに分かれます。20代のほとんどを戦地で過ごし、その中で体験した残酷な現実を告発した戦争関連の作品群がひとつ。もう一つは、戦争に限らず当たり前の人間の日常に潜む不条理や醜さを、ユーモラスに描き出したものです。




よみがえる亡霊 / Ghost Brought Back to Life
etching, aquatint / 30.8×21.6cm / 1956

半分は海に沈んだまま、その姿を見せる軍艦。砲身には貝や海のゴミがからまり、無惨にも傾いています。船は途中から軍人の胴体に入れ替わっており、その胸には勲章の代わりに貝殻がこびりつき、頭骸骨はむき出しです。それでもなおピンと胸をはり、左目は虚空を睨みつけ、貧相な頭部に不釣り合いな大きなひげをたくわえています。軍人も戦艦もまるで自分が死んだことに気づいていないかのように、周囲に場違いな威圧感をまき散らしています。それは悲しくも滑稽な情景ですが、同時に薄ら寒くなるような恐ろしさもはらんでいます。




名作?を診る人 / Man Examining a "Masterpiece?"
bronze / 29.5×29.0×13.0cm / 2000

浜田知明は1983年より彫刻も制作しています。頭がからっぽの人間が、聴診器をつけてこれまた空っぽの絵を「診て」いるという、美術界の風潮を風刺した作品です。芸術作品を見るときに、その作品をありのままに鑑賞しようとするのではなく、まるで偉そうに「診断」するかのように見る人がいるのではないか。絵とはそんなに小難しくてつまらないものなのか、という作家の問いかけが聞えてくるようです。



≪会場風景≫























御来場誠にありがとうございました。



プリュス・トウキョウ・コンテンポラリーアートフェア

日程   2010年11月19日(金) 16:00~20:00
        11月20日(土) 11:00~20:00
        11月21日(日) 11:00~17:00

会場      東美アートフォーラム(東京美術倶楽部ビル3階4階)
        東京都港区新橋6-19-15

プリュス・トウキョウ・コンテンポラリーアートフェア オフィシャルHP


ART OSAKA 2010
今野尚行
2010.7.9 - 7.10

2010年7月9日(金)から11日(日)の3日間、大阪、堂島ホテルにてART OSAKA 2010 が開催されました。

今回ヒロ画廊は、今野尚行作品を個展形式で紹介いたしました。




ギフトボックス / oil on canvas / 97.5 × 130.5 cm / 2010



階層的に描かれた透明感のある色彩と、独特の構図の作品で見るものを楽しませてくれる今野尚行。

さりげなく自然光が入るホテルの部屋は、今野尚行の柔らかくさわやかな雰囲気の作品をより引き立ててくれました。




「ギフトボックス」展示風景



それが置かれた空間全体を柔らかくほぐしてしまうような、不思議な包容力のある今野尚行作品。

淡い照明と自然光の入るホテルの部屋との相性も抜群で、他の展示ルームを見てきた来場者の中には、

「この部屋は作品の数も控えめで、とても気が安らぐ」と言う方もいらっしゃいました。




「浴槽」展示風景



今回はインスタレーションとして水を使った作品展示を行いました。湯船に沈められた油絵は来場者の注目を浴び、様々な反応が見られました。

「浴槽」と名づけられた油絵の中に水平に描かれた線は、私たちが生活する上で日々溜め込む体の汚れであり、日常の象徴です。それが非現実である絵画の中に閉じ込められ、また現実のバスタブの中に沈められるという、ある意味では錯綜した作品世界が現れています。

確かな技術に上に独特のユーモアをのぞかせる今野尚行。今回はまた新しい表現の可能性を示してくれました。

ご来場誠にありがとうございました。



ART OSAKA 2010

会場:    堂島ホテル(大阪) ヒロ画廊 ルームNo.1016 (10階)
日程:    プレビュー 7月9日(金) 14:00 - 20:00
       一般公開 7月10日(土)、11日(日) 12:00 - 19:00

ART OSAKA オフィシャルHP


第18回伊豆高原アートフェスティバル
木田安彦木版画展

毎年5月に開催されております伊豆高原アートフェスティバルも2010年で第18回を数えました。

今回ヒロ画廊伊豆高原ゲストハウスでは、先日パナソニック電工汐留ミュージアムでも展覧会が開かれた木田安彦の木版画展を開催いたしました。

日本人のこころに深く根ざした風物・名刹を、大胆な構図と色彩で力強く表現した作品は、入浴剤「旅の宿」シリーズのパッケージなどでも広く親しまれています。





八十八夜 / 28 × 23 cm / 木版、二色摺 / 1987



その木田安彦の作品から、日本全国の温泉地の情景を描いた木版画22点を展示いたしました。

ご来場誠にありがとうございました。


温泉版画作品22点で巡る日本全国
「いい湯だな 木田安彦木版画展」

会場:ヒロ画廊伊豆高原
   静岡県伊東市八幡野1081 TEL 0557-54-4581
   伊豆高原駅より徒歩8分  地図

会期:2010年5月1日~31日 10:00-17:00  水曜日休廊(5月5日水曜日はOPEN)


オープニングパーティーで使用したワインはこちらになります
ホームページ


アートフェア東京2010
今野尚行
2010.4.2 - 4.4

アートフェア東京2010が有楽町・東京国際フォーラムにて開催されました。

ヒロ画廊は今回、今野尚行の新作を個展形式で紹介いたしました。

デリケートな色の階層からなる今野尚行の作品は、いつも光に包み込まれるような心地よさと、

独特の視点による構図の妙を楽しめます。




化粧 / oil on canvas / 45.5 × 53.0 cm / 2010



ギフトボックス / oil on canvas / 97.5 × 130.5 cm / 2010



今回の出展作品のモチーフはウェディング。結婚式にまつわる大小さまざまの作品をブースに配し、来場者を迎えました。







花嫁のウェディングドレスのヴェールから覗く女性の肌は、淡く透き通るような、柔らかな印象を与えます。




ヴェール / oil on canvas / 45.7 × 45.7 cm / 2010



今野尚行は自身の作家としてのテーマを「境界」という概念に定め、その表現を長年一貫して追及しています。今回それは人の視線をさえぎるヴェールや、日常と非日常を分かつ招待状といったかたちで表現されています。その画面の感触はあくまでやわらかであいまいなまま残されており、境界は何か二つのものを区切るものであると同時に、それらを媒介し、つなぎ合わせるものでもあるということを感じさせます。







ご来場誠にありがとうございました。

今野尚行作家ページ



アートフェア東京2010

会場:東京国際フォーラム
日程:4月2日(金)11:00 - 21:00 / 3日(土)11:00 - 20:00 / 4日(日)10:30 - 17:00

アートフェア東京ホームページ


孤高の画家
島崎蓊助展
セピアに込めた執着と解放
2010.2.22 - 3.13

2010年2月22日(月) - 3月13日(土)の日程で、孤高の画家・島崎蓊助(1908-1992)展を開催いたしました。




倉庫(アルトナにて)
oil on canvas / 65.2×53.0cm / 1970



島崎蓊助は1908年に文豪・島崎藤村の三男として生まれました。しかし母の死を契機に2歳で藤村のもとを離れ、長野県・木曽福島の親戚の手で育てられます。13歳で藤村のもとに戻り、兄の鶏二と共に川端画学校に通いますが、二人は対照的な道を歩むことになります。兄鶏二はフランスへ留学、その後画檀にて早くより人気作家となり華々しい活躍をしますが、弟の蓊助は戦前には前衛芸術革命のプロレタリア美術運動に傾倒、その後ドイツに渡り千田是也らとバウハウス周辺の芸術運動に没頭します。戦時中は中国の戦場を描き、戦後は藤村全集の編纂と、その画業が公に評価されるのは全集の編纂に区切りが付く1970年を待つことになります。

藤村全集の編纂を終えた蓊助は1970年にドイツを再訪し、セピア色の作品を約30点描き上げました。自らの画業の集大成と言えるこのセピアでの表現は、1951年から書き初め、生涯で実に164冊を数えた『ノオト』におけるあくなき芸術研究の到達点といえます。

蓊助はこのセピアを「孤独の色」と呼びました。家族、社会、芸術と逃げることのできない大きなものに対して常に真剣に挑み続けた作家が、自らの表現を託すためにたどり着いた色です。セピア色の「光と闇」のみで描かれた画面には、蓊助の芸術論、自画像と呼ぶべき精神と軌跡が集約され、厳しさの中にある優しさ、闇の中にある希望をみることが出来ます。

本展では、1970年にドイツにて制作されたセピア作品約30点から油彩7点と、ドローイング2点を紹介いたしました。


会場: ヒロ画廊
会期: 2010.2.22(月) - 3.13(土) ※日曜休廊
時間: 10:00 - 19:00

(協力: 大川美術館)


展覧会特設ページはこちらから


今野尚行
-HIDE SEEK- 展
2009.10.13 - 10.28

今野尚行の新作個展をヒロ画廊にて開催いたしました。

文化庁新進芸術家海外留学制度によるローマ滞在を終え、帰国後初の個展となりました。




HIDE-SEEK わきの下 / oil on canvas / 32.0×41.0cm / 2009



本展覧会の表題"HIDE-SEEK"-「見え隠れ」は、他者とかかわりあう際に立ち現れる様々な境界を象徴しています。




HIDE-SEEK みみ / oil on canvas / 33.4×33.4cm / 2009



新作に描かれる耳やわきの下、目などのモチーフは必ず何らかの形で覆われており、全てが鑑賞者の前に現れることはありません。



異国の地で暮らすことで強く意識することになった身体の持つ他者性の表現を通して、人と人との関係とその境界に焦点を当てています。




HIDE-SEEK みみ / oil on canvas / 38.0×45.5cm / 2009



会場: ヒロ画廊
会期: 2009.10.13(火) - 10.28(水) ※日曜休廊
時間: 10:00 - 19:00



ART OSAKA 2009 堂島ホテル(大阪)
今野尚行
2009.8.21 - 8.23

毎年出展しているホテルアートフェア ART OSAKA 2009 が大阪堂島ホテルにて開催されました。

本年は文化庁新進芸術家海外留学制度でローマに滞在している今野尚行の新作を8点発表いたしました。




HIDE-SEEK みみ / oil on canvas / 33.4 x 33.4cm / 2009



今野尚行の作品が持つ空気に包み込まれるような空間を、日常空間に近いホテルの部屋というスペースで体感していただくため、 今回はあえて個展形式で展示いたしました。







白壁に自然光がさりげなく入るホテルの部屋は、今野のデリケートな色彩の作品にふさわしいものでした。


ART OSAKA 2009
プレビュー 8月21日(金) 一般公開 8月22日(土)、23日(日)12:00-19:00
会場:堂島ホテル(大阪) ヒロ画廊 room no, 916 (9階)
ART OSAKA オフィシャルHP http://www.artosaka.jp


チェッコ・ボナノッテ
新作ブロンズレリーフ・ドローイング 展
2009.3.3 - 3.31




ヴァチカン美術館、パリ・リュクサンブール美術館のブロンズ大扉を制作したことでも知られているイタリアの彫刻家、チェッコ・ボナノッテの待望の新作展をヒロ画廊にて開催いたしました。


同展では新たな表現で制作された90x90cmのブロンズレリーフ3点と7点のドローイングの連作で構成された幅6.3mのドローイング、70x70cmのクアドロ(正方形)のドローイング4点を展示いたしました。


ボナノッテの作品にはいつも抽象的なタイトルがつけられます。それは、人生を劇場として捉え、さまざまなバランスの中で希望、期待を持ちながら生きてゆく姿の作品は、鑑賞者おのおのがその作品の主人公であり、おのおの人生に置き換え、感じ取ってほしいという希望があるからです。


同展の6.3mに及ぶドローイングは、7点のドローイングをつなぎ合わせたもので、「連続-Sequenza-」と名づけられています。これは人間の過去から未来への歴史の連続を意味し、その連続の過程で起こるさまざまなドラマが連続の画面で、繊細かつ詩的に表現されています。


鮫島大輔
- round and round -
2008.12.8 - 12.20




球体に風景を描いた作品で、空間と時間の再現を追求した作品で知られている鮫島大輔の新作個展を開催いたしました。


展覧会タイトルは - round and round -





馬の遊具に描かれた風景の作品が8点の新作展となりました。


馬に描かれた風景はすべて公園や広場がモチーフとなっています。これは遊具と公園の関連性からによるもので、長年の時間を経て人々にふれあい、親しまれてきた遊具。


その時間の経過と記憶を現在の風景とシンクロすることによって、時空を行き来する感覚、遊具によって空間の360度の再現性を可能とした楽しい作品です。


今回の作品に使われた馬の遊具、形がなんともかわいらしい。このかわいらしい馬に風景が描かれたわけですが、この風景が洋服を着させられてるみたいでとても愛嬌があります。


PAVEL TRNKA 展
2008.7.19 - 8.10




8月10日までヒロ画廊伊豆高原にて開催したPAVEL TRNKA パヴェル・トゥルンカ展は、チェコ共和国大使、伊東市長を始め、多くの方々にご来場頂きおかげさまで盛況な展覧会となりました。


ヒロ画廊伊豆高原は京都の建築家、聖拙社の故・上里義輝が設計した和風建築の建物で、その建築物に今回チェコのガラス彫刻家、パヴェル・トゥルンカのミニマルに表現された作品を融合させ、展示しました。


自然に囲まれた伊豆高原、パヴェル・トゥルンカのガラス彫刻は自然光を受けることによって、本来の美しさを発揮します。今回の作品のテーマである「チャクラ」は、まさに自然界のエネルギーを表した作品なので、2005年に銀座のヒロ画廊にて開催したときより、さらに作品の持ち味を最大限に生かせた展覧会となったと思います。


ご来場誠にありがとうございました。


Bridge Art Fair New York 2008
2008.3.27 - 3.30




2008年3月27日~30日にニューヨークで開催されたブリッジ・アートフェアに今野尚行の個展で出展しました。


大作を中心に紹介した作品は、アメリカでの今野尚行の初の発表でしたが、今野独特のユーモア、色彩、繊細さはアメリカの人々にも響き渡り、おかげさまで成功を収めることが出来ました。


ブースにいらっしゃる来場者からは、このブースが一番というご意見を多く頂き、アメリカまではるばる紹介しに来たかいがありました。



余肉 / Love Handle / oil on canvas / 145.5×145.5cm / 2007


「Love Handle(余肉)」を見て噴出したり、反省している人々を見ているのもなかなか楽しいものがありました。


今野の作品が追求しているはっきりとした答えのない自分の境界 " border " のコンセプトがアメリカの人に上手く伝わっていればと思います。


※作家本人による創作詩


佐藤伊智郎「鉄の世界」展
第15回伊豆高原アートフェスティバル
2007.5.1 - 5.31


ヒロ画廊伊豆高原の新しい門扉です。[佐藤伊智郎作]


ヒロ画廊伊豆高原が参加した「第15回伊豆高原アートフェスティバル」で佐藤伊智郎「鉄の世界」展を2007年5月1日から31日の日程で開催しました。


このフェスティバルは伊豆高原に長年お住まいのアーティスト、谷川晃一さんと宮迫千鶴さんが、伊豆高原を文化の香りがする街にと立案され、2007年で15年目を迎えるイベントとなりました。自然、景観を崩さずにというはっきりしたコンセプトが当初からありましたので、フェスティバルに関する毒々しい看板広告などは一切なく、来場者は各会場においてあるこのフェスティバルのリーフレットを持って地図を頼りに好きなところを回るようになっています。


15年も続けていることもあり、このフェスティバルへの来場者は年々増え、全国からこのフェスティバルのために伊豆高原を訪れる人が多くなりました。来場者のほとんどがリピーターです。新緑のきれいな高原で100会場にも及ぶ展覧会会場を選びながら家族、友人と回れるイベントは大変好評を得ているようです。





上の画像は会場内風景です。ハート型のランプ、葉っぱ型のテーブルと佐藤伊智郎の独特の造形で来場者から好評を得ています。葉っぱ型のテーブルは足の部分が根が生えているように組まれ、青のグラデーションで彩色された根は、大地から水を吸い上げる生命力を表現しています。近年のミニマルな空間にこの作品に見られる有機的な作品を組み合わせることで他とは一味違う個性的な空間をつくることが出来る楽しい作品です。


第15回伊豆高原アートフェスティバル
2007年5月1日~31日(各会場により会期が異なりますので下記公式ホームページにてご確認ください)

伊豆高原アートフェスティバル公式ホームページ
http://www.izukougen-artfes.com/


テオドロス・スタモス展
東京・銀座 ヒロ画廊
1996.7.1 - 7.19

1996年7月1日から7月19日にかけて、ヒロ画廊においてテオドロス・スタモス展が開催されました。



Infinity Field Torino Series
acrylic on paper / 77.0×57.0cm / 1989


テオドロス・スタモス(1922-1997)はニューヨークのギリシャ移民の家族に生まれ、アメリカ抽象表現主義の最も若い作家として活躍しました。ギリシャ人という民族性からか、有機的な形態や古代神話への造詣を深め、その過程で日本の美術に出会います。1940年代半ばには東洋美術、哲学、詩文に興味を持ち始め、その探求を通してより繊細かつ独自の作品表現に到達して行きました。


「ロシア生まれでユダヤ教の教育を受け、10歳の時に渡米したロスコの色面作品が≪大地の地平線の絵画≫であるならば、スタモスの色面作品は≪大海の水平線の絵画≫である。そして、ロスコの色彩の世界は見る人がゆっくりと引き込まれ柔らかく抱擁される様な豊かな空間性を感じさせるのに比べて、スタモスの色彩はダイナミックで見る人の所まで時には時化のように激しく時には夕凪のようにおだやかで充実したエネルギーが満ちてきて、いつしか彼の世界にどっぷりと浸っている自分に気付くのである。」(展覧会図録より:目黒区美術館主任学芸員 矢内みどり)


テオドロス・スタモス作家ページ


ハンス・ヒンターライター展
東京・銀座 ヒロ画廊
1993.10.25 - 11.13

1993年ヒロ画廊にて、日本においては初となる「ハンス・ヒンターライター展」を開催いたしました。ヒンターライターは1902年にスイスに生まれ、数式から生まれた幾何学的な連鎖する形態による、アクリル、テンペラ、版画などを制作。同じくスイスの美術家マックス・ビルと親交があり、1989年に亡くなりました。



ハンス・ヒンターライター


1977年にヨーロッパ各国で大規模な巡回展が、また、ニューヨークでも1988年にグッゲンハイム美術館で当時の館長であったトーマス・メッサー氏により展覧会が開催されています。没後はスイスに記念財団が創立されました。


以下に同展覧会カタログ「ハンス・ヒンターライター展」カタログに寄せられた解説をいくつか抜粋してご紹介します。


<マックス・ビル>
 ハンス・ヒンターライターの作品には、議論の余地なく質の高い独自の創作と、豊かで個性的な創造力に寄与する、常に変化する可能性が厳然としてあり、そこに期待されるのは、特に形式にしばられた現代の多くのムーブメントと相反するような作品である。


<トーマス・メッサー(グッゲンハイム美術館名誉館長)>
 ・・・同心円に近い形態、星型の構成、楕円や菱形の輪郭や配置は、互いに並行し、かみ合い、リズミカルに配置されており、四角や円や半円の構成、またはこれらの形を理論的に考えられた色彩的配置のもとに結合する形態は、つねに調和があり美しく整理されて、複雑なコンポジションを作りあげる。
 ハンス・ヒンターライターの場合、こうした効果は、偶然性とは遠いものであり、実際、作家の創造の目標は計画的な追究にある。彼はゲーテのファウストのように、世界の奥底に秘められた自然の摂理を理解しようと努め、それゆえに芸術家の機能を、外観ではなく隠された法則に支配された領域を見透すことを求める者、として捉えるような人間の一人である。・・・


<ロバート・スティーヴン・ビアンキ博士(メトロポリタン美術館学芸員)>
 ・・・作品を、音楽のアナログまたはデジタルのどちらかの形式にまとめるような芸術的な構成に基礎をおいて数学的に創造するために、コンピューターのスペシャリストと共同する他のより進歩的な作家たちに道を開いたことによっても、ヒンターライターの作品は革新的といえる。このことから、ヒンターライターはコンピューター・アートの「父」とみなされるだろう。・・・
 ・・・紙の作品「オーパス12」(1952年)は、ヒンターライターのリトグラフのうち最も上質なものにはいる。この特別なリトグラフの繊細なクラフトマンシップは、長いこと認められてきた。この版画こそ、ヒンターライターについての多くの本や記事の中で繰り返し例示されてきたものだ。この作品が重要なのは彼が、色彩においた価値の点からこの作品について述べていたからである。彼はこの作品を「幾何学的な美、作品12」として、明確に言及し、その色を「イエロー900」「レッド090」「ブルー009」「オートブラック0」と呼んだ。それぞれの呼称は、美術と音楽を結合したいという彼の望みと関係する記号化された彼の暗号システムに合致している。・・・



OPUS 12 / tempera / 38.4×29.2cm / 1952


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